防護柵根入れ長深さ測定とは?
平成22年3月に国土交通省が定めた鋼製防護柵(土中埋め込み式)の出来形管理による弾性波による非破壊試験が適用されました。従来のビデオ撮影による出来形管理の手間が省け、根入れ深さが適正に確保されていることが容易に確認できるようになりました。根入れ深さ測定とは、測定装置を利用してガードレール支柱等の根入れ深さ(埋設部長さ)を測定することです。
測定対象とメリット
測定対象
以下が測定対象となります。
- ガードレールの支柱の根入れ深さ
- 防護柵支柱などの根入れ深さ
- 道路標識柱などの根入れ深さ
以下の様な場合、測定不能なことがあります。
- 強力な土中拘束がある。
- 腐食・貫通穴がある。
- 端面が破損している場合。
- 雨天時。
非破壊試験によるメリット
従来のビデオ方式と比較して、短時間に効率よく測定可能です。
| 測定本数 | 測定時間 | |
|---|---|---|
| 従来のビデオ方式 | 全ての本数 | 長い |
| 非破壊試験 | 支柱種別の総数の10%以上 | 短い |
測定原理
- 測定作業には、超音波式の根入れ測定装置NST−2 Type2を使用しています。
- 超音波センサから超音波(表面SH波)を送信します。
- 支柱端面で反射した超音波をセンサで受信
- センサから支柱端面までの往復時間から距離を算出します。
- 地上部の長さを入力して、支柱の全長を算出します。
根入れ深さL(m)=(V×T/2)−A
超音波伝搬速度:V(m/sec)
発振〜受信時間:T(sec)
センサ位置:A(m)
全長=H+L
地上部長さ:H(m)